本校は平成22年7月に埼玉県内の高等学校としては最初のユネスコスクールに認定されました。
ユネスコスクール(ASPnet: UNESCO Associated Schools Project Network)とは、国際連合教育科学文化機関(UNESCO: United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)の理念を学校現場で実現するために発足した共同体です。
世界180カ国で11,000校以上がASPnetに加盟して活動しており、日本国内では、1,116校の幼稚園、小学校・中学校・高等学校及び教員養成系大学がこのネットワークに参加しています(2018年10月現在)。
ユネスコスクールでは「4つの基本的分野」をテーマに掲げ、これらの地球規模の諸問題に対処することが出来る人材の育成のため、新しい教育内容や手法の開発、発展を目指して、ESDに取り組んでいます。
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4つの基本方針
持続発展教育(ESD)とは
持続発展教育(ESD)とは、私たちが住むこの地球がより良い状態で継続的に発展していくために、地球規模の諸問題を解決に導く人材を育成するための教育です。
現在、世界ではさまざまな問題があります。
紛争、貧困、人口増加、食料・水不足、エイズ、経済危機、人種・男女差別、環境汚染などの諸問題は、今なお私たち人類の間で大きな問題となっています。
また、近年大きな注目を集めているエネルギー問題は、避けて通ることのできない問題です。
本校はユネスコスクールとして、上記のような人類的諸問題を解決に導く人材を育成することを目的として、「国際理解教育」と「環境教育」を柱として持続発展教育(ESD:Education for Sustainable Development)を展開しております。